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図書館研究奨励賞

概要 / 過去の受賞者

賞の概要

過去2年間の『図書館界』に掲載された論文の中から、優秀な論文、「現場からの提言」数点に奨励賞をさずける。
選考対象となる論文は、当該年の3号(9月1日号)からさかのぼって2年間の『界』に発表された論文である。研究奨励賞という性格から若手あるいは中堅の書き手を重視している。

この賞は故森耕一理事長の基金200万円(1990年4月受理)によるが、現在この基金はその後の有志の寄付で1000万円を超えている。1990年度が第1回の選考である。

図書館研究奨励賞担当理事が理事会の承認を経て選考委員会(5名程度)を構成する。選考委員は必ずしも理事である必要はない。研究大会の場で受賞者に賞状と副賞10万円を授ける。
なお奨励賞に該当する論文がないときは、佳作(副賞5万円)を二つの論文にまで出すことができることとなっている。


過去の受賞者

年度 受賞者 論文名 備考
2015嶋崎さや香(大阪樟蔭女子大学)「教育会図書館の社会的意義 : 滋賀県八幡文庫(1904-1909)を例に」選評
2014--------該当論文なし
2013福井佑介(京都大学大学院教育学研究科後期博士課程)「図書館の倫理的価値の展開と限界:価値の対立における倫理的枠組み」選評
上原樹代(東京都荒川区立第六日暮里小学校)実質的転換期にある学校図書館:東京都荒川区の学校図書館施策と区立中学校図書館の取り組み
2012久野和子(京都大学大学院教育学研究科)「第三の場」としての学校図書館選評
2011嶋田学(瀬戸内市立図書館)「地域を活性化させる図書館活動とは : 公共図書館政策と東近江市立図書館の実践」選評
安里のり子(ハワイ大学)図書館員の専門職としての知的自由−論争とアメリカ図書館協会の対応−
2010木川田朱美(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)国立国会図書館におけるポルノグラフィの納本状況選評
2009中山愛理(茨城女子短期大学)19世紀後半のアメリカにおける巡回文庫の導入−州図書館法と実態の検討に基づいて選評
2008安田聡(豊田市中央図書館)レファレンスサービス12年間の軌跡-豊田市中央図書館での経験から-選評
2007--------該当論文なし選評
2006鞆谷純一(徳島県立名西高等学校)日中戦争下・北京における抗日図書の接収―中華民国新民会の活動を中心に―選評
2005--------該当論文なし選評
2004--------該当論文なし選評
2003前田稔(筑波大学大学院)学校図書館蔵書の除去をめぐる裁判の核心(『界』55巻1号)佳作。→選評
2002宮崎真紀子(恵泉女学園多摩図書館)戦前期の図書館における婦人室について−読書する女性を図書館はどう迎えたか−(『界』53巻4号)佳作。→選評
2001薬師院はるみ(京都大学大学院)司書をめぐる専門職論の再検討(『界』52巻4〜5号)選評
2000吉田右子(図書館情報大学)Robert D. Leighの公共図書館論(『界』51巻6号)
1999清水理恵(箕面市立萱野小学校図書館)学校図書館における教職員オリエンテーション〜箕面市立萱野小学校図書館の実践を通して〜(『界』50巻1号)佳作
1998高鍬裕樹(京都大学大学院)アメリカ公立図書館では,どのようにインターネットを利用できるのか(『界』49巻4号)
1997河田隆(松原市民図書館)研修は図書館経営の一環である(『界』49巻3号)佳作
1996松井純子(大阪芸術大学)神奈川県図書館情報ネットワーク・システムの成立に見る公共図書館ネットワーク成立の基盤(『界』47巻4号)佳作
1995--------該当論文なし----
1994奥泉和久(横浜女子短期大学図書館)戦時下における読書指導の展開(『界』46巻1号)佳作
1993山本昭和(神戸市立中央図書館)貸出をめぐる理論上の諸問題について(『界』45巻1号)
1992小黒浩司(土浦短期大学)衛藤利夫:植民地図書館人の軌跡(『界』43巻5〜6号)佳作
服部敦司(枚方市立楠葉図書館)ハイテク機器の発展に伴う視覚障害者を取り巻く環境の変化:なごや会の報告とともに(『界』44巻1号)佳作
1991山口源治郎(東京学芸大学)1950年代における図書館法「改正」論争について:図書館法理念の担い手の問題を中心として(『界』42巻4号)
1990村岡和彦(大阪市立中央図書館)アメリカ・イギリスにおける『ちびくろ・さんぼ』差別論の考察:「多文化」時代の「再評価」問題(『界』41巻6号)