TOP > 大会・研究会等 > 研究例会 > 2020年度 > Last update: 2020.10.16
新型コロナウイルス感染拡大の影は、響で延期しておりました第358回例会(5月)と特別研究例会(6月)を 同一日程で開催いたします。広い会場で感染防止対策を講じながら行いますので,是非ご参加ください。 (ウェブ配信方式でのご参加も可能です。) 日 時:2020年10月18日(日)10:00〜15:00 会 場:エルおおさか南ホール(南館5階) 大阪市中央区北浜東3-14 大阪メトロ谷町線・京阪電鉄「天満橋駅」より西へ300m http://www.l-osaka.or.jp/access/index.html 共 催:エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館) 定 員:会場60名、ウェブ配信100名(ともに事前申込制、先着順)*当日参加は受け付けません。 参加費:無料 ※共催者であるエル・ライブラリーのご厚意により、例会終了後、エル・ライブラリー見学会(事前申込制・先着順) を開催します。参加人数については検討中ですが、5〜10人程度に限定する予定です。 例会1:寄贈図書による文庫(第358回延期分) 発表者:西野稔氏(大阪市立大学大学院) 時 間:10:00〜12:00 要 旨:本を処分したい人はどこでその本を片づけるだろうか?古本屋,図書館,資源ごみなど色々な方法がある。 しかし,知識の塊りである本を使えないようにゴミとして廃棄するのに,気が滅入る人も多いと思う。 自らの本を他に役立てたくて寄贈することによって成り立っている文庫がある。鉄道の駅や公共の場所な どにそんな文庫が数多くあり,文庫の上で行われる寄贈者と利用者の関係,そして文庫を管理する者につ いて,私は研究している。まだまだ研究を始めたところで事例は関西を中心にしか集まっていないが,こ の三者と文庫のことについて研究状況を報告する。 図書館で寄贈を受けているところもあるが,寄贈文庫という形で読まなくなった本をシェアするのも一つ の方法と捉え、事例を紹介する。 例会2:私的回想・70年を重ねた図書館法―図書館法70周年を記念して(特別研究例会延期分) 発表者:塩見昇氏(大阪教育大学名誉教授) 時 間:13:15〜15:00 要 旨:1950年に制定された図書館法が70年の歩みを重ねた。日本の公共図書館の基盤を定めた法律であり,その進 展を支えるとともに,時代の変化の中で変容も受けてきた。興味深いことにほぼ10年ごとに論議の焦点にな ったり,改変されたりしてきた。振り返ってみるとその折々に私自身も図書館人としてのかなりのかかわりを 持ってきたなという感慨を覚える。今回は図書館法70周年の節目に際し,私的回想として古希を迎えた図書館 法への思いと印象に残る出来事を話してみたい。 申 込:以下のウェブフォームで参加希望の例会と方式、見学会の参加希望の有無を選択の上お申し込みください。 http://www.nal-lib.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=sanka2 申込締切:10月15日(木) 備 考:新型コロナウイルス感染拡大防止のため,当日はマスク着用の上でご参加いただき,体調に不安がある場合は, 決してご無理をなさらないようお願いいたします。 なお,感染拡大等により,開催が難しい状況となった場合には,申込時の連絡先にお知らせします。