TOP > 大会・研究会等 > 研究例会 > 2015年度 > / Last update: 2015.5.18

第315回研究例会

図書館職の記録研究グループ研究成果『図書館から,図書館を超えて:視覚障害学生との出会い,DAISY,国際貢献』について


研究例会は会員以外の方も含め、どなたでも自由にご参加いただけます。事前申込も不要です。ぜひお越しください。

日時:
2015年6月27日(土)14:00〜16:30
会場:
大阪市立総合生涯学習センター第3研修室
 大阪駅前第2ビル5階
JR「大阪」・「北新地」(東西線)駅,阪神・阪急「梅田」駅,地下鉄御堂筋線「梅田」・谷町線「東梅田」・四つ橋線「西梅田」駅下車
発表者 :
深井耀子氏(椙山女学園大学名誉教授)、浜口美由紀氏(独立行政法人国際交流基金関西国際センター図書館)
テーマ :
図書館職の記録研究グループ研究成果『図書館から,図書館を超えて:視覚障害学生との出会い,DAISY,国際貢献』について
要旨:
当グループは現代図書館史研究方法の一つとして司書の仕事を記録し,冊子として公表することを試みてきました。
 記録の方法には執筆や映像などのほか,インタビューがあり,優れた先行研究として『「中小都市における公共図書館の運営」の成立とその時代』(オーラルヒストリー研究会編,日本図書館協会)があります。それに学びつつインタビューという方法にチャレンジしてみました。
 河村宏氏は,東京大学総合図書館司書としての仕事のなかで視覚障害者に出会い,IFLAで盲人図書館分科会議長を務め,現在はスイスを本拠地とする法人〈DAISYコンソーシアム〉理事として活躍中です。視覚障害者の読書権保障をライフワークとした仕事について縦横に語り下ろした記録です。
 発表の前半は先行研究について深井が,後半は浜口による本冊子の内容を批評しつつ紹介します。参加者にはお手元に冊子(注)を配布しつつ紹介するので,わかりやすく聞いていただけると思います。多くの皆様の参加をお願いします。

注:『図書館から,図書館を超えて:視覚障害学生との出会い,DAISY,国際貢献』(語り手:河村宏,聞き手:赤瀬美穂,田口瑛子,深井耀子,小林卓.女性図書館職研究会・日本図書館研究会図書館職の記録研究グループ発行,2014)