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第293回研究例会

図書館職の記録研究グループからの中間報告(その2):
図書館職のライフ・ライティング『ゾイア!…』をめぐって


研究例会は、日本図書館研究会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も必要ありません。
日時:
2012年10月13日(土)14:00〜16:00
会場:
大阪市立総合生涯学習センター 第5研修室
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階
電話: 06-6345-5000

JR「大阪」「北新地」(東西線)駅、阪神電車・阪急電車・地下鉄御堂筋線「梅田」駅、地下鉄谷町線「東梅田」駅、四つ橋線「西梅田」駅下車
発表者 :
田口瑛子氏(京都精華大学名誉教授)
テーマ :
図書館職の記録研究グル―プからの中間報告(その2):
図書館職のライフ・ライティング『ゾイア!…』をめぐって
要旨:
 著者は現在94歳のロシア生まれのユダヤ人で、70歳代後半の著作である。1940年代から80年代にかけて、断続的に図書館員として働いてきた。その職業生活上の焦点の1つは、ヴェトナム反戦活動にかかわる連邦大陪審で、図書館員として知的自由をまもるため証言拒否をしたかどで投獄されたことである。アメリカ図書館協会知的自由委員会議長としても活躍した。
 翻訳を通して得た、わたしたちの記録研究へのヒントなども述べたい。(『ゾイア!: ゾイア・ホーン回顧録、知る権利を求めて闘う図書館員』田口瑛子訳、京都図書館情報学研究会、2012)

 さらに、グループメンバーからの評価などを用意する。事務局から山田伸枝、伊藤昭治氏の記録への反響や今後の方向についても報告する。