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第292回研究例会

矯正施設における読書環境について:
図書館との関わりを中心に


研究例会は、日本図書館研究会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も必要ありません。
日時:
2012年9月29日(土)14:00〜16:00
会場:
大阪市立弁天町市民学習センター 第3研修室
大阪市港区弁天1−2−2−700オーク2番街7階
電話: 06-6577-1430

地下鉄中央線「弁天町」西口2A出口より徒歩3分。JR環状線「弁天町」駅下車北口より徒歩3分
発表者 :
日置将之氏(大阪府立中央図書館)
テーマ :
矯正施設における読書環境について:
図書館との関わりを中心に
要旨:
 矯正施設とは,法務省が所管する刑務所や少年院等の総称である。これらの施設には図書室等が備え付けられており,読書活動も行われているが,施設の性質上,その実情が図書館関係者の目に触れるメディアで紹介されることは少なかった。
 そのような中,矯正施設内の読書環境整備や図書館との連携充実を目的とした「矯正と図書館サービス連絡会」が2010年9月に発足している。この団体の発足から約2年が経過し,関連文献も増えていることから,矯正施設の読書環境等に対する図書館関係者の関心は徐々に高まりつつある。
 そこで本発表では,図書館関係者の関心をさらに深め,何らかのアクションを起こす契機としてもらうため,矯正施設の読書環境や図書館との連携事例等を詳しく紹介し,今後の展望等について述べる。