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特別研究例会

自治体活動を展ばす公立図書館の支援

日本図書館研究会では例年,評議員会の開催にあわせ特別研究例会を開催してきました。今年度は,自治体行政部門に対する公立図書館のサービスをとりあげ、お二人の発表者を迎えて開催します。なお、本特別例会は、第253回研究例会にあたります。
本例会は、会員はもとより、広く公開しています(参加は無料です)。事前申込等も特に必要ありません。ふるってご参加ください。


日時:
2008年5月25日(日) AM10:30〜12:30
会場:
京大会館
京都市左京区吉田河原町15-9 Tel:075-751-8311
テーマ :
自治体活動を展ばす公立図書館の支援
発表者:
常世田良氏(日本図書館協会事務局)
要旨:
地方自治体においては、「地方分権」「自治体の説明責任」などが迫られ、従来のような国、県への依存型自治体運営では、主体的な自治体経営が困難な時代となっている。このことから、自治体運営に必要とされる情報を当該自治体の図書館から提供し、行政を支援するサービスの必要性が認識されつつある。鳥取県、横浜市、浦安市などにおいて実施されている行政各セクションへのサービスと議員へのサービスを概観する。
発表者:
網浜聖子氏(鳥取県立図書館郷土資料課)
要旨:
鳥取県では平成17年10月に県庁舎内に図書室を開室した。県政の『知の拠点』をめざし、職員が主体的に施策の企画立案を行う上で必要な情報の収集や活用を支援・促進している。非常に小規模な図書室であるが、隣接している県立図書館へのアクセスポイントとしてサービスを展開しており、県立図書館と緊密に連携して運営を行っている。今までの活動の概要と今後の方向性について、準備段階からの担当司書が説明したい。