TOP > 大会・研究会等 > 研究例会 > 2008年度 > / Last update: 2008.12.28

第260回研究例会

「自己形成スキル」に見る図書館教育の試み

情報リテラシーとキャリア教育の融合


研究例会は、日本図書館研究会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も必要ありません。
日時:
2009年3月21日(土)15:00〜17:00
会場:
大阪女学院大学・短期大学 1F会議室
大阪市中央区玉造2-26-54
地下鉄鶴見緑地線「玉造」1号出口より徒歩3分、JR環状線「玉造」徒歩7分
発表者 :
川崎千加氏(大阪女学院大学・短期大学)
テーマ :
「自己形成スキル」に見る図書館教育の試み:情報リテラシーとキャリア教育の融合
要旨:
大阪女学院では、全学共通科目として情報リテラシー教育を推進し、科目群を形成してきている。従来型のICTおよび図書館リテラシーに機軸をすえた科目群に加えて、今年度から科目「自己形成スキル」を開講した。これは学生の読み、書く力をつける事とキャリア教育を結びつけた1年次の半期必修科目で、その基点には図書館の活用がある。この科目は、大学における初年次教育の今日的課題に、従来から図書館が取り組んできた読書活動、さらに各大学で模索される初年次のキャリア教育にも明確な視点を得ようとする取り組みである。本発表では、初年次の情報リテラシー教育の発展過程で生まれた新しい科目の1年間の評価を概観し、将来の図書館における教育機能について参加者と考えていきたい。