第259回研究例会
読書のすすめにケータイを生かす
−女子学生の読書と図書館利用:事例調査をふまえて−
当日の発表題は「読書のすすめに携帯を生かす−司書課程学生の読書と公共図書館利用:いくつかの事例から」でした。本ページは案内時の標題のままにしておきます。
研究例会は、日本図書館研究会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も必要ありません。
- 日時:
- 2009年2月12日(木)19:00〜21:00
- 会場:
- 大阪市立総合生涯学習センター 第4研修室
大阪駅前第2ビル5階
電話: 06-6345-5000
- 発表者 :
- 深井耀子氏(椙山女学園大学)
- テーマ :
- 読書のすすめにケータイを生かす−女子学生の読書と図書館利用:事例調査をふまえて−
- 要旨:
- 学生にとってケータイは万能である。本学では教務課や教師との連絡などもメールが主流なので生活の中心にそれがあるから時間配分からみても読書と図書館利用は「負けて」いる状態である。この危機を好機に生かすにはケータイと共存する他ないがどうすればよいのか? 各場面での調査をもとに学生と共に模索した経過を「現場から」の報告としたい。
1.調査概要、2.図書館資料論、3.「図書館戦争」を読む、4.卒論ゼミ(私はPCのみで対応するが、メールによる指導が多い)、5.就職活動(企業等の面接で「最近の読書」を問われる)。報告にあたり示唆を受けた学校司書の実践記録と今をときめく勝間和代の読書論も紹介する。