TOP > 大会・研究会等 > 研究例会 > 2006年度 > / Update: 2006.8.22

第239回研究例会

志智嘉九郎論

−レファレンス・サービスを中心に−


研究例会は、日本図書館研究会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も必要ありません。
日時:
2006年10月10日(火)19:00〜21:00
会場:
大阪市立弁天町市民学習センター 第3研修室
大阪市港区弁天1−2−2−700オーク2番街7階
J地下鉄中央線「弁天町」西口2A出口より徒歩3分。JR環状線「弁天町」駅下車北口より徒歩3分
電話:06-6577-1430
発表者 :
伊藤昭治
テーマ :
志智嘉九郎論−レファレンス・サービスを中心に−
要旨:
レファレンス・サービスで先駆的な活動をした志智嘉九郎の業績について知っておいてほしい事柄を、身近にいた者として、具体的に紹介したい。特に、レファレンスを始める契機、対象に考えた人、当時の館界の言動、公共図書館の公共性からくるサービスの制約、提供資料の信憑性の問題、「参考事務規定」の作成、志智が手がけた先駆的な活動、図書館職員の育成、レファレンス衰退の原因をどう考えるか、などを話し、最近の図書館界の動向を考える材料にしたい。
過去の実績を知り、学ぶという姿勢が今こそ必要でなかろうか。志智の身近かで働いた者として、その先駆的な業績を知らせたいと思う。