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2006年度
> / Update: 2006.5.3
第236回研究例会
CIPA合憲判決とCOPA違憲判決の検討
:情報を止める位置について
日時:
2006年6月28日(水)
19:00〜21:00
会場:
大阪市立弁天町市民学習センター
大阪市港区弁天1−2−2−700オーク2番街7階
J地下鉄中央線「弁天町」西口2A出口より徒歩3分。JR環状線「弁天町」駅下車北口より徒歩3分
電話:06-6577-1430
発表者 :
高鍬裕樹
(大阪教育大学)
テーマ :
CIPA合憲判決とCOPA違憲判決の検討:情報を止める位置について
要旨:
「子どもをインターネットから保護する法律(CIPA)」と「子どもをオンラインから保護する法律(COPA)」はともに子どもを有害な情報から保護する意図で制定された法律であるが,合衆国最高裁はCIPAについては合憲と判示し,COPAについては違憲と判示した。この違いには,二つの法律がどの位置で「未成年者に有害」な情報をせき止めようとしたかが大きく影響している。この二つの法律が意図する表現の規制への合衆国最高裁の判断をみることで,インターネットという「情報のひろば」における表現規制の態様についての定式化を示す。そのうえで,インターネット上の表現規制が図書館にどのようにかかわってくるかを考えたい。
Copyright(C) 1997- 日本図書館研究会(Nippon Association for Librarianship)
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