TOP > 大会・研究会等 > 研究例会 > 2005年度 > / Update: 2005.4.7

特別研究例会案内

図書館と知的自由―自由宣言50年

日本図書館研究会では、2005年度評議員会に合わせて特別研究例会を開催します。
参加費無料でどなたでもご参加いただけます。


2004年は、「図書館の自由に関する宣言」が1954年に採択されてちょうど50年となり、ちょうど「図書館の自由に関する宣言1979年改訂」解説の第2版が刊行された。日常的に「図書館の自由」に関わる事例がたくさん起こっているが、今回の特別研究例会では、「50年」という節目の年にあたり、「図書館の自由に関する宣言」の持つ意味、社会において果たすべき役割などについてお話をしていただき、「図書館と知的自由」について論議を深める場としたい。

日時:
2005年5月29日(日) AM10:30〜12:00
会場:
京大会館
京都市左京区吉田河原町15-9 Tel:075-751-8311
講師:
三苫正勝氏(日本図書館協会・図書館の自由委員会委員長)
テーマ :
図書館と知的自由―自由宣言50年
要旨:
 1954年に採択された「図書館の自由に関する宣言」であったが、当時の社会における公共図書館の状況の中では理念の表明にとどまっていた。その後、山口県立図書館問題を契機として、「図書館の自由に関する調査委員会」が設置され、この委員会が中心となって「図書館の自由に関する宣言1979年改訂」が日本図書館協会において採択された。ちょうど25年目であった。
公共図書館が大きく発展する中で資料の収集、提供など図書館活動の様々な場で、「図書館と知的自由」に関わる課題が浮かび上がってきている。図書館の社会的認知度が高まる中で、図書館の自由についても多くの市民の関心を集めており、図書館の動向、役割が一層重要となっている。しかし一方、職員体制の脆弱さや有資格館長の減少により、それぞれの図書館における「図書館の自由」についての取組み、判断ができない状況もあり、「図書館の自由に関する宣言」のより一層の普及が必要となっている。
「自由宣言50年」をふまえて、今後に向けた「宣言」の意義を共有したい。