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第223回研究例会案内

第3回国際図書館学セミナー(上海)シンポジウム参加報告


日時:
2004年12月9日(木) 18:30~20:30
会場:
大阪府立女性総合センター(ドーンセンター) 4階小会議室6
大阪市中央区大手前1-3-49
JR東西線大阪城北詰駅2号出入口から西へ550m、京阪天満橋駅・地下鉄谷町線天満橋駅1番出口から東へ350m
電話:06―6910―8500
発表者 :
木下みゆき(大阪府立女性総合センター)
テーマ :
第3回国際図書館学セミナー(上海)シンポジウム「創造的な生き方を支える図書館活動(事業)を考える」参加の報告
要旨:
 2004年10月14日,上海図書館学会との共催#4;0Nによる第3回国際図書館学セミナー第1分科会「図書館と生涯教育」のシンポジウムにおいて,「図書館は生涯にわたるサポーター:女性センターにおけるエンパワメント支援」として,女性センター情報ライブラリーの現場からの報告を行った。その要旨は下記のようなものである。
 「日本では世界的に見ても珍しく,啓発等各種事業の実施・相談カウンセリング事業・情報提供事業という総合的な性格を持った女性センターが公立の機関として設置されている。情報ライブラリーはその機能の一つを担う女性情報の専門図書館であり,ジェンダー問題の解決,男女共同参画社会づくりを目指す活動を情報でバックアップすることを目的としている。
 多様な情報ニーズに対応し,女性の生涯にわたる様々な活動(仕事,学び,子育て,地域活動,NPOなどの社会的活動等)を「情報」という切り口で支援していくのが女性センター情報ライブラリーの使命である。大阪府立女性総合センターにおける10年間の実践をもとに事例報告し,生涯にわたるサポーターを目指したライブラリー活動の可能性を考えたい。
 上海図書館から2名,日本からは報告者を含めて2名の計4名で行われたシンポジウムの内容報告とともに,第3回国際図書館学セミナー全体についても参加者として把握できた範囲での報告を行う。