TOP
>
大会・研究会等
>
研究例会
>
2004年度
> / Update: 2004.10.2
第222回研究例会案内
大阪市立図書館の予約システムの現状
日時:
2004年11月25日(木)
18:30〜20:30
会場:
大阪市立弁天町市民学習センター
第1研修室
大阪市港区弁天1−2−2−700オーク2番街7階
J地下鉄中央線「弁天町」2A出口すぐ。JR環状線「弁天町」南側改札口すぐ
電話:06-6577-1430
発表者 :
高橋 俊郎 氏
(大阪市立中央図書館)
テーマ :
大阪市立図書館の予約システムの現状
要旨:
公共図書館は、資料・情報を蓄積し、閲覧・貸出・調査相談によって人々の暮らしを豊かにすることを目的とする社会資本である。単館では有限な資料群を予約(reserve)によって効率的に運用し、購入希望(request)によって蔵書構成を豊富化させ、相互貸借によって資料要求に応えてきた。所蔵情報の検索手段が豊富化されていくとともに、目の前の資料群では適えられない要求が予約という形で増大し、予約が予約を生むという循環も顕在化している。何処にいても利用者自身による検索が容易な Ubiquitousを追求した結果、求める資料になかなか出会えないという Utpiaの喪失という状況にあるとも言える。
年間130万件を処理する大阪市立図書館のインターネットやOPACを含めた予約システムの詳細、および在書架資料の現物点検や利用者への連絡、複本購入やAV資料・雑 誌予約など、予約をめぐる諸問題について報告したい。
Copyright(C) 1997- 日本図書館研究会(Nippon Association for Librarianship)
CZS04500@nifty.ne.jp