TOP > 『図書館界』 > 62巻 > 2号 > / Last update: 2010.7.12
戦後、司書養成教育のなかで、児童やYA向け図書館活動の分野が図書館法施行規則や日本図書館協会教育部会での議論といったなかで、どのような変遷をおこなってきたのかを検討する。各時期に出版されたテキスト類を検討し、児童・YA向け図書館活動担当者としての司書がどのような知識や技術を身につけているべきかをめざしていたかを検討する。そのうえで、再度施行規則の改正による「児童サービス論」の教授内容が妥当かどうかを議論したい。そのうえで、大学での必修2単位科目としての「児童サービス論」教育内容の提案をおこないたい。
(いのうえ やすよ 獨協大学経済学部)
(なかにし みき 神戸市外国語大学非常勤講師)
(ひおき まさゆき 国立国会図書館(大阪府立図書館))
(ひらた みつこ 大阪市立東成図書館)