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《論文抄録》
『図書館界』53巻2号 (July 2001)

いつまでも「附属」でよいのか
−独法化構想で迫られる変容−

(シリーズ・21世紀の図書館を展望する・2)

柴田 正美

大学の変化が附属図書館にも影響を及ぼしてきている。それが「独立法人化」であったり,「個性輝く」であったりするとき,附属図書館のこれまで果たしてきた機能と齟齬を生じないのであろうか。協力関係を深めて利用者要求に対応してきた大学図書館界は,今,大きな転回点にさしかかっていると考える。