TOP > 概要 > 組織 > 評議員会 > / Update: 2005.6.18

日本図書館研究会評議員会報告

とき
2005年5月29日(日)午後1時30分〜午後4時45分
ところ
京大会館
議題
0) 2005-2006年度役員選挙結果報告、選出及理事会報告び通信評議員会報告
1) 2004年度事業報告
2) 2004年度決算報告
3) 2004年度監査報告
4) 2005年度事業計画案
5) 2005年度予算案
6) 意見交換
議長
前田章夫(大阪府立中之島図書館)

審議の概要

塩見昇理事長の挨拶の後、議長に前田章夫氏を選出して審議を行った。その概要は以下のとおり。

0)2005−2006年度役員選挙結果報告と選出理事会報告及び通信評議員会報告

 選挙管理委員会高橋晴子委員長より役員選挙の結果が報告された。今回の投票率は28.8%で、前回に比べて約4%、実数で約40人増えており、投票率の上昇は大変好ましい。役員選挙の結果は別紙のとおりである。(『図書館界』57巻1号参照)第3区(関東ブロック)で当選の根本彰氏が辞退されたので阪田蓉子氏が繰上げとなった。また、第6区(近畿ブロック)で当選された木下みゆき氏が推薦理事として承認されたので、次点の井上靖代氏が繰上げとなったが、辞退されたので前川和子氏が当選となった。なお、今回の選挙では、投票用紙の送付が遅かったこと、投票用紙が白色のためコピーすることも可能であったことなど問題点があり、今後改善を要する。
 次に西村一夫事務局長より選出理事会の報告があった。2月18日に選出理事会が行われ、飯田寿美、木下みゆき、松井純子、吉田憲一、渡邊隆弘の5氏を推薦理事候補として決定した。その後、通信評議員会を行い、各候補について可否を問うた結果、5氏とも承認された。(『図書館界』57巻1号参照)

1) 2004年度事業報告

 会員の動態は、入会(個人63名、団体5件)、退会(個人52名、団体19件)で、個人の退会者のうち26名が会費滞納による除籍である。2004年度末の会員数は989名である。
 主な活動として、『図書館界』第56巻の発行、第46回研究大会および図書館学セミナーの実施などである。

質疑と意見

*2004年度事業報告を承認

2) 2004年度決算報告および3) 2004年度監査報告

 いずれも『界』57巻1号を参照。
監事から繰越金が多いので有効な活用を望むとの意見があった。

質疑と意見

*2004年度決算報告および監査報告を承認

4) 2005年度事業計画案

 事業計画案(『図書館界』57巻1号参照)を西村事務局長が説明。その後、松井編集委員長、寒川研究委員長、ブロックセミナー担当山本理事、国際図書館学セミナー担当渡辺理事からそれぞれこの一年間の活動予定について説明があった。

5) 2005年度予算案

 一般会計予算案、同特別会計予算案、同第2特別会計予算案(『図書館界』57巻1号参照)を西村事務局長が説明。

質疑と意見

*2005年度事業計画案、2005年度一般会計予算案、同特別会計予算案、同第2特別会計予算案のいずれも承認。

6) 意見交換

*2005年度事業計画・予算案について事前に寄せられたご意見

  1. <出版活動>『子どもの読書環境を考える』の刊行は時宜に適ったものと思います。
  2. 視覚障害者会員に変換資料を提供する事業は定着しつつあるようでうれしく思います。これからは原稿の声かけも必要でしょう。れっきとした司書として現場で仕事している人が多くいるのですから。たとえば都立図書館の田中章治さんなど。「視読協」で公立図書館のドアをひらかせて、以後30年間、司書として仕事をした人、定年も近いでしょうし、一度30年間をまとめて原稿にしてほしいですね。・・・「声かけ」したら書きますよ。
  3. 「現場からの実践」は大賛成です。ページも2枚くらいでもOKだといいですね。

出席者

《評議員》
(北海道)森昌彦、(関東)小田光宏、斎藤文男、阪田蓉子、迫田けいこ、松岡要、(北陸)参納哲郎、(東海)小木曾真、酒井信、田中敦司、(近畿)高鍬裕樹、土居陽子、深井耀子、前川敦子、前川和子、前田章夫、(中国)田井郁久雄、白根一夫、(四国)新孝一、(九州)種村エイ子、永利和則
出席21人 委任状提出7人 計28人
[評議員定数 28人.成立要件 15人以上]
《理事長》
塩見昇
《事務局長》
西村一夫
《理事》
飯田寿美、川崎良孝、木下みゆき、寒川登、柴田正美、志保田務、竹島昭雄、松井純子、山口源治郎、山本昭和、吉田憲一、渡辺信一、渡邊隆弘、
《監事》
伊藤昭治、西田文男
《旧監事》
武内隆恭
《選挙管理委員長》
高橋晴子
《事務局》
遠藤眞次郎、塩見富江