TOP > 大会・研究会等 > 図書館学セミナー > 2019年度 / Last update: 2019.9.27
下記により,2019年度図書館学セミナーを開催します。多くの方が参加されることを期待します。
記
事前の参加申込は〆切ました。多数のお申込、ありがとうございました。
当日参加は可能ですので(交流会は除く)、直接会場にお越しください。なお、当日参加の場合、参加者名簿には記載されませんのでご了承ください。
地域資料の収集および提供は,1950年の図書館法制定の時点において留意すべきものと位置づけられているとおり,公共図書館における図書館サービスの重要な柱の一つとなるものであり,このことは,2001年に告示された「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」においても明記されている。
このことから,従来から各地の公共図書館では,地域資料の収集および提供が行われてきた。さらに,近年では,地域住民との協働による地域情報の収集や地域資料の自館での作成,関係機関との連携による地域行政資料に関するデータベース構築といった,新たな取組もみられる。また,住民が地域に関する情報をウィキペディアの記事として編集するイベントであるウィキペディア・タウンの開催を図書館で行い,その地域資料を活用するという取組も行われている。
そこで今年度の図書館学セミナーでは,このような近年の公共図書館における地域資料に関わるサービスの新たな取組を踏まえつつ,その意義や今後の展望について考えることとしたい。
受付 | 9:30〜 |
開会挨拶(理事長 原田 隆史) | 10:00〜10:05 |
趣旨説明(研究委員長 日置 将之) | 10:05〜10:10 |
司会:研究委員 | |
講演 「公共図書館における地域資料に関わるサービスの意義と今後の方向性について−瀬戸内市立図書館での実践事例をもとに−」 嶋田 学(奈良大学) | 10:10〜11:10 |
報告1.「まちについての思い出を,図書館で残すプロジェクト−大阪市立図書館における「思い出のこし」事業の実例をもとに−」 相宗 大督(大阪市立住之江図書館,日本図書館協会認定司書1038) | 11:10〜11:50 | 報告2.「関係機関との連携による神奈川県行政資料アーカイブの構築と運営について」 森谷 芳浩(神奈川県立図書館) | 11:50〜12:30 |
<昼食・休憩> | 12:30〜13:30 |
報告3.「地場産業に関する資料の収集と提供−今治市立中央図書館における「タオルびと」プロジェクトの事例をもとに−」 野口 環(今治市立中央図書館) | 13:30〜14:10 |
報告4.「図書館における地域資料の新たな活用方法としてのウィキペディア・タウン事業の意義と現状,今後の展開について」 青木 和人(オープンデータ京都実践会) | 14:10〜14:50 |
<休憩> | 14:50〜15:00 |
討 議(途中休憩含む)
嶋田 学,相宗 大督,森谷 芳浩,野口 環,青木 和人 | 15:00〜16:45 |
交流会 会場:喫茶ならやま(奈良大学構内) TEL.0742-44-1251 | 17:00〜18:40 |