TOP > 大会・研究会等 > 図書館学セミナー > 2010年度 / Last update: 2010.9.3
2010年度の図書館学セミナーを下記の要領で開催します。
今回は,「読書・情報メディアの多様化と図書館サービス」をテーマに,多面から議論します。多数のご参加をお待ちしております。
申込み〆切は終わりましたが、当日受付も可能です
「iPad元年」とも言われる今日,“電子書籍”が話題となっています。国立国会図書館におけるデジタルアーカイブが実現し,今後の展開も期待されます。また図書館外でサーチエンジン企業などがかかわる,二次情報の検索プラットフォームや,その一次資料の提供斡旋など,図書館域の総合目録構築,ILLに酷似した営業があります。これらは,最前線で利用者に接する図書館サービスの世界にどのような影響をもたらすでしょうか。
電子技術面の進歩,著作権法の改正が,障害者へのメディア変換を改善する効果も期待させます。
国民読書年の今年,市民の読書環境を支え展開するため,図書館が果たすべきサービス理念を,読書・情報メディアの多様化を見据えつつ,改めて確認します。
別記のように,中井万知子氏,萩野正昭氏,湯浅俊彦氏,常世田良氏にお話しいただき,シンポジウムに入ります。
2010年11月21日(日) |
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受付 | 9:30〜 |
開会挨拶(理事長 川崎良孝) | 10:00〜10:05 |
趣旨説明(研究委員長 志保田務) | 10:05〜10:10 |
進行:日置将之,家禰淳一(研究委員) | |
発表1.「電子資料の流通,図書館での取り扱いをめぐって」 湯浅 俊彦(夙川学院短期大学准教授) | 10:10〜10:45 |
発表2.「国立国会図書館のデジタルアーカイブの展開」 中井 万知子(国立国会図書館関西館長) | 10:45〜11:20 |
発表3.「電子書籍と日本の出版・流通界,そして図書館」 萩野 正昭(ボイジャー代表取締役) | 11:20〜11:55 |
<休憩> | 12:00〜13:00 |
発表4.「資料のデジタル化と法制度・対策・展望」 常世田 良(日本図書館協会理事・事務局次長) | 13:00〜13:35 |
意見発表・質問 | 13:35〜13:50 |
<休憩> | 13:50〜14:00 |
討 議 司会 高鍬 裕樹(研究委員) | 14:00〜16:30 |
懇親会(会場近辺にて) | 17:00〜 |