日本図書館研究会理事会報告
- とき
- 2006年12月3日(日)13:30〜17:30
- ところ
- 大阪教育大学夜間大学院大講義室
- 進行
- 志保田務
ぎだい
(1)各委員会・担当報告
- a) 編集委員会
- 58巻4号(11月1日)発行済。58巻5号(1月1日)は校正中。
編集委員会で再検討した投稿規定の改定案を決定。59巻1号(2007年5月号)から運用開始。
- b) 研究委員会
- 11月に実施した図書館学セミナー(テーマ:教育基本法と図書館)は参加者61名。テーマはタイムリーでよかった。各発表者への発表依頼は,その内容をもう少し明確にして行う必要があった。
第48回研究大会のシンポジウム報告者について論議。個人及びグループ研究発表の申込み状況確認。
- c)ブロックセミナー担当
- 東北ブロックセミナーを2007年3月12日に仙台市で実施。
- d) 出版担当
- 塩見昇著作集を1000部作成する。販売を教育史料出版会に依頼する。
- e) 国際交流担当
- 第5回国際図書館学セミナーを上海で,10月中旬あたりに開催する予定で準備を進める。『界』5号(2007年1月発行)には開催予告を載せる。
(2)九州ブロックセミナーに関する質問書の件
この問題についての一連の文書(質問状,回答文,経過文書,理事会としての報告)を評議員へ送付。この理事会報告はブロックセミナーについてだけの問題になっているが,学術研究団体のあり方の問題であり,投票で選ばれた理事の罷免についての扱いが今後の課題として残っているとの意見があり,今後の理事会で論議をすることになった。山本理事よりブロックセミナー担当を辞任したいとの申し出があり,了承した。
(3)2006年度評議員会で出された意見について
- a)正職員とそうでない人との会費の差別化
- 2段階の会費設定には検討すべき問題も多く,必要性の疑義もあって実施はむつかしい。
- b)若い人の意欲を引き出すような仕組みについて:
- 研究グループに参加してもらう,個人やグループでの研究成果を研究例会で発表してもらう,また,地方の会員には『界』への投稿を促すなどをより積極的に勧めていく。
(4)『界』58巻4号(9月1日発行)の検討,情勢報告など。
出席者
理事長−塩見昇、
事務局長−西村一夫、
理事−木下みゆき,寒川登,柴田正美,志保田務,竹島昭雄,松井純子,山口源治郎,山本昭和,吉田憲一,渡辺信一,渡邊隆弘、事務局−遠藤眞次郎、塩見富江
(次回理事会:1月28日)