日本図書館研究会理事会報告
- とき
- 2004年9月26日(日)午後1時30分〜5時
- ところ
- 大阪教育大学夜間大学院大講義室
- 進行
- 渡邊隆弘
ぎだい
(1)各委員会・担当報告
- a) 編集委員会
- 56巻3号(9月1日)発行済。56巻4号(11月1日)、56巻5号(11月1日)の準備にかかっている。なお、3号の特集「現代社会における公立図書館の役割」にたいして、会員からの反応などを56巻6号(2005年3月号)で掲載したい。
評議員会の議論も受けて理事会でも検討してきたが、「現場からの提言」(仮称)というセクションを設ける。現場からの実践報告および提案を5ページ以内で掲載していく。
評議員会で「子どもの読書環境を考えるシリーズ」の刊行を求める意見があったが、このシリーズおよび10月に予定しているセミナー「再び、子どもの読書環境を考える」も視野に入れて、さらに検討を続ける。編集委員長と研究委員長、および事務局長で協議する。
新刊紹介・書評について、HPから事務局などに連絡すればわかるようにする。
- b) 研究委員会
- 2004年度図書館学セミナーは10月3・4日(日・月)に京大会館で開催する。テーマは「再び、子どもの読書環境を考える」である。参加状況の報告など。
第46回研究大会は2005年2月20日(日)、21日(月)に開催する。テーマは「災害と図書館:災害時における図書館の役割を考える」で場所は神戸市である。今回は2日目のシンポジウムについて、神戸市との共催の形になり、オープン・シンポジウムにする。研究例会。
- c) ブロック・セミナー担当(志保田・北)
- 9月20日に九州地区(熊本)で開催したセミナー(「学校図書館と公共図書館の課題と連携」)については、約70名の参加者があった。
- d) 奨励賞担当(伊藤)
- 選考委員は川崎良孝、柴田正美、田井郁久雄、渡辺重夫、奨励賞担当理事は伊藤昭治であり、賞の選考に入っている。
- e) 出版担当(川崎・志保田・柴田)
- 新年度の企画として『新・大学生と図書館』(仮題)について進捗状況の説明があった。骨格と大部分の原稿はそろっており、何とか来年度の新学期に間に合わせたい(柴田)。
『図書館資料の目録と分類』は、残部が700冊をきっており早急に作成する。目録部分の改訂を視野に入れるが、その原稿については志保田、刊行にまつわる事務的なことがらは川崎が担当する(志保田・川崎)。
- f) 組織担当(柴田・川崎)
- 入会パンフレットがなくなり、早急に作成する。基本的なレイアウトはそのままに、記載事項を全面的に改めて作成する。図書館学セミナー(10月3日)に間に合わせる。
- g) 障害者会員担当(飯田)
- 障害者会員に配布するFDの扱いについて天理時報社と行き違いがあり、あらたに体制を整える。なおFD送付者は現在5名である。
(2)事務局報告
- a) 会員の動態
- <入会>個人3名、<会員現勢>個人1003名、団体500件。
(3)2005−2006年役員選挙日程
今期の選挙管理委員会の委員は垣口弥生子、高橋晴子、平田満子、前川由実子で、高橋委員が選挙管理委員長である。選挙日程は前回に決定したとおりである。11月号で選挙公示を行い、同時に会員名簿を発送する。
(4) 上海市図書館学会(渡辺・川崎)
第3回国際図書館学セミナーのツアーについての申し込み状況などの報告(渡辺)。
日図研からの参加者の最終確認、なお日図研からの派遣者はシンポジウムに参加する山口源治郎と木下みゆき、および国際交流担当の渡辺信一である。
(5) その他
書評や新刊紹介についてのあり方について意見を交換した。56巻3号(9月号)の特集については、意見の交換を次回に持ち越す。
出席者
理事長−塩見昇、
事務局長−川崎良孝、
理事−飯田寿美、伊藤昭治、北克一、寒川登、柴田正美、志保田務、山本昭和、渡辺信一、渡邊隆弘、
事務局−塩見富江、遠藤真次郎
(次回理事会:12月5日)
(次々会理事会:2月27日)
2005−2006年度の役員選挙日程について
開票までの骨格は以下のとおりである。
- 9月1日『界』3号 住所変更、名簿へ記載を望まない人への案内。
- 11月1日『界』4号 「役員選挙公示」(個人会員に有権者名簿を送付)
- 11月25日(木)頃 「役員候補者の推薦」締切(締切と同時に、理事候補者の「役員推薦名簿」への掲載の諾否を打診)。
- 1月1日『界』「役員推薦名簿」の掲載
- 1月上旬「投票用紙の配布」
- 2月10日(木) 投票締切
- 2月11日(金) 開票(役員就任承諾書発送など)