エリック Ｊ．ハンター著 マーガレット Ｅ．グラハム協力 志保田務，岩下康夫共訳
『コンサイスAACR2R プログラム式演習』
1998.6，186p，22cm
ISBN4-930992-11-7，本体価格2,000円（税別）
《本書を推薦します》
『英米目録規則第2版』(AACR2R)は大部な規則である。そのため、マイケル ・ゴーマン著『コンサイスAACR2R 1988改訂版』（志保田・岩下訳 日本図書館協会）といった縮約版、解説書が活用される。イギリスの目録研究者の第一人者エリック・ハンターによる本書は、上記のコンサイス版を土台とするプログラム式の演習書で、ステップを追うことによって洋書目録法が習得できるようになっている。
英米で評価も高く、多用されている本書が刊行された。資料組織演習や自己研修用のテキストとして、手応えのある内容となっている。利用者の期待に沿う訳書として強くお勧めしたい。
（川崎良孝 京都大学教育学部）
目次
- 日本語版への序文
- 訳者まえがき
- 序論
- 本書の使い方
- レイアウトに関する特記事項
フェーズ1 記述（フレーム1〜41）
フェーズ2 アクセス・ポイントの選定（フレーム42〜86）
フェーズ3 アクセス・ポイントの選定：副出記入（フレーム87〜100）
フェーズ4 標目（フレーム101〜161）
フェーズ5 統一タイトル（フレーム162〜172）
フェーズ6 参照（フレーム173〜189）
フェーズ7 分出的副出記入（フレーム190〜195）
フェーズ8 総合演習問題（フレーム196〜210）
付録 媒体別目録記入例
- 索引