日本図書館研究会編
『新・大学生と図書館』
2005.8, 266p, 26cm
ISBN4-930992-17-6, 定価2,000円(税別)
概要
『大学生と図書館』の初版発行は1981年6月のことで、以来第2版(1989年3月)、第3版(1997年1月)と版を重ねてきました。
今回は、以下に掲げる大幅な改訂作業を行った結果、従前のものとは相当異なったものとなりましたので、「改版」ではなく「新・大学生と図書館」という新たな出版物の扱いとしました。
- インターネット情報を大幅に取り入れた(第3部)。これについては、今後も維持・更新をこまめに続ける予定である。
- 参考図書群(第2部)については大胆に見直しを行った。また第3部と合わせ、電子化情報と在来の資料を積極的に横断利用してもらうという視点を重視した。
- 第1部では、大学生活の変化を反映するとともに、図書館利用教育に先導的な役割を果たしている大学図書館の実際を活写した。
- 第4部では、資料・情報の収集に加えて、評価・著作権に関する部分を盛り込んだ。
- 第5部では、論文・レポートの作成だけでなく、発表・プレゼンテーションを盛り込んだ
今後の図書館利用教育や司書養成のテキスト等として、ぜひ本書をお役立てください。
- 執筆者:
- 柴田正美(帝塚山大学:総合編集も担当)、北克一(大阪市立大学)、塩見昇(大阪教育大学名誉教授)、杉田いづみ(三重大学附属図書館)
目次
- 第1部 学習・研究と図書館
- 大学生活と図書館
- 大学図書館
- 公共図書館、公開されている専門図書館
- 図書館のネットワーク
- 図書館のかしこい利用法
- 第2部 資料を探す
- 図書館の資料
- 参考図書を探す
- 図書を探す
- 論文と記事を探す
- AV資料を使おう
- 第3部 情報を探す
- 図書館の提供する情報
- データベースを利用する
- インターネットで探す
- 第4部 資料・情報の収集と評価
- 資料・情報の集め方
- 集めた資料・情報を整理する
- 情報の評価
- 著作権を尊重しよう
- 第5部 成果をまとめよう
- 論文・レポートの作成手順
- パソコン・ワープロを利用した場合
- プレゼンテーションの手法
- 索引
- あとがき