『図書館界』350号記念特集号（2010.1）に掲載された文献レビュー「図書館の危機管理」（著者：中沢孝之氏 p.448-457）です。『図書館界』はこのたびCiNiiより本文情報が公開されるようになりましたが、350号は「有料公開」期間（刊行後2年）に該当し、自由にご覧いただける状態にありませんので、別途本ページにて公開するものです。

• 中沢孝之「図書館の危機管理」（PDF 1.1M）

　本レビューは概ね2002年から2009年前半までの文献を扱っており、特にp453-454で「地震」（対応する注は57〜71）、p435で「水害」（対応する注は77〜78）をとりあげています。

『図書館界』57巻2号（2005.7）掲載の「災害と図書館-災害時における図書館の役割を考える」（日本図書館研究会第46回研究大会シンポジウム）です。CiNiiでオープンアクセスになっています。
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• CiNii目次ページ
  • テーマ設定の趣旨 →CiNii, 当サイトPDF
  • 伊川一男「開会挨拶」（神戸市立中央図書館長） →CiNii, 当サイトPDF
  • 松永憲明「できたこと,できなかったこと : 阪神・淡路大震災から学んだこと」
    概要：神戸市図書館の被害と復旧・再開まで。避難所への配本などのサービス面も。 →CiNii, 当サイトPDF
  • 加藤孔敬「宮城県北部連続地震から学んだこと : ボランティアや図書館員同士の協力による復旧について」
    概要：震災から復旧への段取り、県内図書館員・ボランティアの協力。 →CiNii, 当サイトPDF
  • 東野善男「本を求める市民と他自治体図書館からの援助」
    概要：飯塚市の2003年水害。仮設図書館の設置など。 →CiNii, 当サイトPDF
  • 渡邊隆弘「震災記録を収集・保存し,将来に役立てる : 神戸大学「震災文庫」の10年」
    →CiNii, 当サイトPDF
  • シンポジウム討議報告
    討議部分の逐次記録。上記の報告で比較的簡略なところが、質疑で補われていたりする。また、新潟中越地震時の学校図書館支援ボランティア（sl-shock）についてかなり長い紹介がある。 →CiNii, 当サイトPDF

『図書館界』48巻2号（1996.7）掲載の「震災から一年--図書館の働きを考える」（日本図書館研究会第37回研究大会シンポジウム）です。今回、電子化しました。

• テーマ設定の趣旨・各報告（PDF（1.2M））
  • 三苫正勝「震災と図書館」（JLA阪神・淡路大震災関西対策委員会の活動報告）
  • 千葉純一郎「被災館の図書館から」（伊丹市立図書館の報告。時系列の表も）
  • 西村一夫「支援活動から図書館を考える」（震災20日目に大阪から神戸に入って活動した記録。児童書の援助など）
  • 土居安子「子どもと本の出会いを模索する;ボランティア活動を通して」（人的支援「わくわくキャラバン」と大阪国際児童文学館の児童書支援。被災後の時間的経過とともに現れた子どもたちの反応の変化なども）
  • 岡村二郎「震災と図書館」（神戸市立図書館の経験から）
• 「討議報告」（PDF（800K）)

参考：

savelibrary @ ウィキ - 東日本大地震による図書館の被災情報・救援情報 > 図書館の復旧および業務の救援に関する文献リスト（リンクあり分、リンクなし分）