TOP > 『図書館界』 > 68巻 > 1号 > / Last update: 2016.5.15
本研究の目的は,国内図書館を対象に国立国会図書館のサービスや事業がどのように評価されているのかを調査するとともに,国立国会図書館の各種サービスをはじめとする外部資源の利用実態を明らかにすることにある。そこで都道府県及び市区の公共図書館の中心館844館と4年制大学図書館の本館760館の計1,604館を対象に郵送およびウェブによる併用調査を行った。本調査の結果から,納本制に基づく資料提供の評価が高いことに加え,日常の業務においてよく利用されるサービスまた役に立つと評価されるサービスは館種によって異なることが明らかになった。
(おさだ さき 慶應義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻修士課程)、(いとが まさる 慶應義塾大学文学部)