TOP > 『図書館界』 > 67巻 > 4号 > / Last update: 2015.10.31
本研究では国立国会図書館サーチのアクセスログに基づき,利用者の簡易検索,詳細検索,ファセット検索の利用状況を分析した。その目的は「シンプルなキーワードでざっくり検索してから,検索結果をさまざまな機能で絞り込む」というディスカバリサービスの想定利用スタイルと実態の合致状況の検証である。結果から,8割以上の利用者がまず簡易検索を用い,そのさらに約8割が1語による検索であること,簡易検索を行った利用者が検索結果を絞り込む場合,ファセット検索等の絞り込みのための機能を利用する場合が多いこと等を確認した。
(さとう しょう 同志社大学免許資格課程センター)(あんどう だいき 国立国会図書館)(かわせ なおと 国立国会図書館)(きたじま あきまさ 国立国会図書館)(しおざき りょう 国立国会図書館)(なか はじめ 常葉大学短期大学部日本語日本文学科)(はらだ たかし 同志社大学免許資格課程センター)