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障害児学級と学校図書館：

奈良教育大学附属中学校における実践を通じて

佐久間　朋子

　学校図書館図書整備５カ年計画や子ども読書活動推進計画，司書教諭発令と近年，学校図書館を取り巻く状況は変化している。だが，学校図書館の利用者であるはずの，障害児学級・通級指導教室に在籍する児童・生徒の学校図書館利用の実態がなかなか見えてこない。
　在籍するすべての生徒に学校図書館の利用者であってほしいとの願いから，手探りの実践を重ねてきた。同様の課題と対面されている学校図書館関係者からのご意見・ご助言など交流のきっかけとなればありがたいと考え，報告を行う。

（さくま　ともこ　奈良教育大学附属中学校）