TOP > 『図書館界』 > 54巻 > 3号 > / Update: 2004.1.3
この論文シリーズの最後として,最近一般紙誌上を含めて盛んな「図書館の構造改革」論議を取り上げ,そこでは何が,どう変わることが必要だとされるのか,それは「これまで」の図書館界の理論と実践にどう関連するのか,状況の認識と課題の把握が適切なものといえるか,等について検討した。
個別の議論への論評としてよりも,現代の新自由主義――行財政改革論の下での図書館の役割・機能及び図書館研究の在り方を「これから」に向けての課題として提起することを主眼とした。