《論文抄録》
『図書館界』50巻4号 (November 1998)
日本における読書療法の必要度調査に関する報告
毛利 美都代
人々がかかえる問題の解決を助けるために、本はどのような働きをすることができるだろうか。一人で、あるいは共に読み楽しむことから始まる、本が持つ可能性について、"bibliotherapy(読書療法)"の必要度調査から得られた結果をもとに考察した。
ますます複雑で構造的になってきているさまざまな問題に対して、各分野の専門家と図書館司書との協力が必要であることを論じていきたい。