TOP > 大会・研究会等 > 研究大会 > 2014年度 / Last update: 2015.2.13

第56回(2014年度)研究大会のご案内


  日時・場所 / 参加要項 / 第1日目プログラム / 第2日目プログラム

事前申込を締切ましたが、当日参加も可能です。直接会場にお越しのうえ、受付でお申込みください。(昼食はご持参ください。)

 日本図書館研究会 2014年度(第56回)研究大会を,下記により開催します。
 例年どおり,1日目に個人研究発表とグループ研究発表を行い,2日目「学びの変化と図書館」をテーマにシンポジウムを行います。多くの方が参加されることを期待します。

日時:
2015年2月21日(土)〜22 (日)
会場:
大手前大学 さくら夙川キャンパス 本館A28教室
〒662−8552 兵庫県西宮市御茶家所町6−42

参加要項

参加費:
会 員 2,000円
非会員 3,000円(団体会員は「非会員」扱いとなります)
学 生 1,000円(会員学生は「学生」となります)
弁 当 1,000円/日(希望者のみ)
交流会 5,000円(希望者のみ)
いずれも,当日受付でお支払い下さい。
参加申込:

事前申込を締切ましたが、当日参加も可能です。直接会場にお越しのうえ、受付でお申込みください。(昼食はご持参ください。)

2月11日(水・祝)までに,当会ホームページの入力フォーム・Email・はがき・FAXでお申し込みください。
  • 入力フォーム:
  • Email:nal56taikai@gmail.com(本件専用アドレス。「@」は全角で表記していますが,実際は半角で入力ください)あて
  • はがき・FAX:〒531−0072 大阪市北区豊崎3−8−5−104 日本図書館研究会
  •          TEL and FAX:06−6371−8739
  • 記入項目:(1)氏名,(2)所属,(3)会員・非会員・学生の別,(4)参加日(1日だけの参加も可能ですが,参加費は両日参加の場合と同額です),(5)弁当の要不要(1日目・2日目・両日),(6)交流会参加の有無
  • その他:以下のことについてご希望の場合は,その旨具体的にご記入下さい。
    (1)出張手続き用の公文書の必要な方(宛先,必要記載事項等をお示しください)
    (2)身体的理由等により車を使用される方で駐車スペースの必要な方
      (上記の方以外には駐車のお世話はできません。ご了承ください)
    (3)手話通訳等(日本手話,日本語対応手話)をご希望の方
    (4)参加者名簿(配布用)にお名前・ご所属の掲載を希望されない方
      (ご指示なき場合,記載のうえ参加者に配布します)
  • お願い

    • 宿泊について 斡旋はしておりません。各自お早めにご用意ください。
    • 大学内に駐車場はありませんので,公共交通機関でご参加ください。
    • 昼食について 大学内の食堂は営業しておらず,近辺に食堂・飲食店が少ないため,両日とも参加申込時に弁当をご注文いただくか,ご持参ください。(弁当の当日注文はできません)
    • 会場教室は飲食可能です。また昼食場所としてカフェテリア(G棟1階)もご利用ください。(食堂は営業しておりませんが,飲食場所として利用可能です。)
    • 大手前大学のご厚意で1日目に図書館(CE棟メディアライブラリーCELL)の見学が可能です。昼休み時間に自由にご見学ください。なお2日目は休館です。

    第1日目プログラム

    2015年2月21日(土)

    受付9:30〜
    開会挨拶(理事長 川崎 良孝)10:00〜10:10
    個人研究発表(発表15分・質疑5分) 司会:藤間 真,川崎 千加(研究委員)
    1.図書館サービスとデジタル・ディバイドの解消−情報弱者へのサービスを中心に−
     家禰 淳一(桃山学院大学大学院経営学研究科)
    10:10〜10:30
    2.F. チェニーが作成した書誌の検証:日本図書館学校書誌解題実習
     前川 和子(大手前大学)
    10:30〜10:50
    3.学校図書館における非正規職員に関する現状と考察
     斎藤 純(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)
    10:50〜11:10
    4.フィンランド中世教会断簡コレクションのデジタル公開−19世紀のアーキビスト・グロンブロードが遺したもの−
     平井 孝典(藤女子大学)
    11:10〜11:30
      <休憩>11:30〜11:40
    グループ研究発表(発表20分・質疑5分) 司会:日置 将之,家禰 淳一(研究委員)
    1.YAサービスの現状−全国調査報告−(児童YA図書館サービス研究グループ)
     平田 満子,中西 美季,日置 将之,井上 靖代
    11:40〜12:05
    2.電子書籍と知の公共性,図書館(「マルチメディアと図書館」研究グループ)
     村上 泰子,北 克一
    12:05〜12:30
      <昼食・休憩>12:30〜13:30
    3.米国・韓国における障害者への図書館サービス−障害者差別禁止法制定後の動向を中心に−(図書館サービス研究グループ)
     立花 明彦,孫 誌衒
    13:30〜13:55
    4.「ひかり号」の活動と視聴覚メディア(オーラルヒストリー研究グループ)
     大岩 桂子,中山 愛理
    13:55〜14:20
    5.学校図書館に関する研修内容の提案(学校図書館研究グループ)
     羽深 希代子
    14:20〜14:45
    6.学校司書カリキュラムについて考える(図書館学教育研究グループ)
     頭師 康一郎,岡田 大輔
    14:45〜15:10
      <休 憩>15:10〜15:25
    7.ナショナル・ライセンスとAPC支援から見る,ドイツの大学図書館の研究基盤(大学図書館研究グループ)
     坂本 拓
    15:25〜15:50
    8.写真アーカイブズの「リサーチプロファイル」構築に関する基礎的研究(情報組織化研究グループ)
     研谷 紀夫
    15:50〜16:15
    9.上海図書館におけるビジネス支援サービスについて(筑波研究例会)
     胡 凱麗
    16:15〜16:40
    その他
    図書館研究奨励賞(担当理事 志保田 務)16:40〜
    会務報告(事務局長 前田章夫)
    交流会
    家族れすとらん おとわ17:30〜19:00
    JR芦屋駅徒歩10分,阪神神戸線打出駅徒歩5分 tel 0797―22―3800
    ※大会会場から店まで送迎バスで移動します。

    第2日目プログラム

    シンポジウム「学びの変化と図書館」

    2015年2月22日(日)

    受付9:00〜
    テーマ設定の趣旨(研究委員長:前川 敦子)9:30〜
    司会:狩野 ゆき,田村 俊明(研究委員)
    基調報告
    船寄 俊雄(神戸大学)
    「願う! 学ぶ意欲の回復を−「知の足腰」の鍛錬−」
    9:40〜10:30
    報告
    塩谷 京子(関西大学初等部司書教諭)
    「初等教育における学校図書館の学習環境の改善−情報活用スキルの育成の視点から−」
    10:35〜11:15
    高橋 和加(鳥取県立鳥取西高等学校学校司書)
    「「主体的な学びを育む学校図書館」をめざして−公立高校司書の実践報告−」
    11:20〜12:00
      <昼食・休憩>12:00〜13:00
    天野 由貴(椙山女学園大学図書館司書)
    「大学図書館でアクティブ・ラーニングをどのように支援するのか?」
    13:00〜13:40
      <休憩>13:45〜14:00
    討議(途中休憩を含む)
    司会:田村 俊明,コーディネータ:狩野 ゆき(研究委員) 14:00〜16:30

    シンポジウムの趣旨

     小中高では「探究学習」,大学では「アクティブ・ラーニング」と言われる,課題解決型の学習が重要視されるようになっています。そこでは,21世紀型能力と言われる思考力,基礎力,実践力の育成が求められています。全面実施された新学習指導要領でも,「生きる力」を育むという理念のもと,思考力・判断力・表現力などの育成を重視し,各教科で探究学習など図書館を使った学習活動を提起しています。学習者が自ら課題を発見し,調査・考察を行い,発信していく活動に図書館の存在は欠かせません。
     そこで,今シンポジウムでは,学びがどのように変化してきたのか,さらに生涯学習の視点をふまえ,学校図書館,大学図書館など,図書館は何ができるのか,何が求められているのかを,変わるべきこと,変わってはいけないことを見極めながら話し合っていきたいと思います。