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第50回(2008年度)研究大会のご案内

日本図書館研究会

日時・場所 / 参加要項 / 第1日目プログラム / 第2日目プログラム

 2008年度日本図書館研究会研究大会を下記により開催いたします。
 例年どおり,第1日目に個人研究発表とグループ研究発表を行い、第2日目『図書館サービスの持続的発展を探る:生涯にわたる学びを支える図書館からの発信』をテーマとしてシンポジウムを行います。
 確かな研究発表と議論がたたかわされ,第50回記念大会にふさわしい催しとなることを願っております。多くこの方が参加されるよう期待します。

日時:
2009年2月22日(日)〜23日(月)
会場:
神戸山手大学・神戸山手短期大学 3号館
神戸市中央区中山手通6丁目5番2号(郵便番号 660-0006)
JR「元町」、阪神「元町」、神戸高速「花隈」各駅から徒歩約10分、市営地下鉄「県庁前」駅から徒歩約5分、JR・阪急・阪神「三宮」駅から市バス(7系統)約10分「諏訪山公園下」下車約3分

交通/アクセスマップ(神戸山手大学サイト)(会場は、相楽園西隣の「3号館」です)

参加要項

参加費:
会 員 2,000円
非会員 3,000円(団体会員は非会員扱いとなります)
学 生 1,000円(会員学生は、「学生」となります)
交流会 6,000円  参加費・交流会費については、当日受付でお支払いください。
参加申込・お問い合わせ先:
2月5日(木)までに(過ぎましたが、引き続き受付中)、(1)氏名、(2)所属、(3)会員・非会員・学生の別、(4)参加日、(5)交流会参加の有無、を記入の上、E-mailまたはハガキで下記までお申込ください。
594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1 桃山学院大学
志保田務メールボックス気付 日本図書館研究会50回大会 宛て
E-mail nal50taikai@yahoo.co.jp (今大会専用アドレス。「@」は全角で表記していますが、実際は半角で入力ください)
  • 電話での申込みはお受けできません。
  • 出張手続用の公文書が必要な方はそのむね申込記事の後に宛先名等を具体的に記して下さい。
  • 駐車場はありませんが,身体的に車の使用が必要な方はお記し下さい。
  • 手話通訳等をご希望の方はお申し出下さい。
  • 期限後の参加申込みはお受けしますが,名簿にお名前等が掲載されません。申込なしで当日参加可能ですが,遅れてもお申込みいただくと事務上好都合です。

お願い


第1日目プログラム

2009年2月22日(日)

受付10:00〜
開会挨拶(理事長 川崎良孝)10:30〜10:50
個人研究発表(報告15分・質疑5分)
司会:渡邊隆弘・日置将之(研究委員)
「英国における視覚障害者への図書館サービスに関する研究―第2の録音図書館・カリバー録音図書館(Calibre Audio Library)の特色と役割についての考察」
   立花明彦(静岡県立大学短期大学部)
10:50〜11:10
「子どものための情報ナビゲーション―公共図書館における児童資料の組織化を中心に―」
   鈴木史穂(安積黎明高校図書館・東北大大学院)
11:10〜11:30
グループ研究発表(報告20分・質疑10分)
司会:木下みゆき・家禰淳一(研究委員)
「日本における電子書籍の動向と図書館の役割」
   「マルチメディア」と図書館研究グループ(湯浅俊彦)
11:35〜12:05
    <昼食・休憩>12:05〜13:40
「文庫と公共図書館の関係について―アンケート調査による大阪の現状―」
   児童・YA図書館サービス研究グループ(中西美季・日置将之)
13:40〜14:10
「中小公立図書館における蔵書構成と利用実態について」
   読書調査研究グループ(加藤ひろの・村林麻紀)
14:10〜14:40
    <小休憩>14:40〜14:55
「司書養成カリキュラムの今後、展望―<大学において履修すべき図書館に関する科目>」をめぐって−」(仮題)
   図書館学教育研究グループ(川崎秀子)
14:55〜15:25
「<次世代OPAC>への移行とこれからの目録情報」
   情報組織化研究グループ(渡邊隆弘)
15:25〜15:55
記念講話:研究大会第50回記念
「研究大会を始めた頃」
   酒井忠志(元・日図研研究委員長・京都府立大学)
15:55〜16:10
その他報告等
図書館研究奨励賞(担当理事 柴田正美)16:15〜
会務報告(事務局長 西村一夫)
交流会(ペアーレ神戸)17:00〜

第2日目プログラム

シンポジウム 「図書館サービスの持続的発展を探る:生涯にわたる学びを支える図書館からの発信」

2009年2月23日(月)

受付(進行:寒川昇)9:15〜
テーマ設定の趣旨(研究委員長:志保田務)9:35〜9:45
司会:高鍬裕樹・村岡和彦(研究委員)
発表
山本順一氏(桃山学院大学教授)
「教育三法・社会教育三法の改正は図書館にとって何であったか」(仮題)
9:45〜10:25
脇谷邦子氏(同志社大学・非常勤講師)
「図書館活動の蓄積と法制度・行政の変化に基づく新状況」(仮題)
10:25〜11:05
    <休憩> 
西野一夫氏(日本図書館協会常務理事)
「図書館活動から立法ロビー活動の展開へ」(仮題)
11:15〜11:55
塩見 昇氏(日本図書館協会理事長)
「法改正と図書館サービスの持続的発展、展望」(仮題)
11:55〜12:35
    <昼食・休憩> 
討議(途中休憩を含む)13:50〜16:40

シンポジウムの趣旨

1)
2006年末教育基本法が改正され、翌2007年9月に地方教育行政法などの「教育三法」が改正された。さらに2008年6月には図書館法など「社会教育三法」が改正され、図書館が拠って立つ法制面の基盤に大きな変化を与えようとしている。特に教育基本法の改正は、法益を受けるべき国民との関係に構造的な変化をもたらした。 まず、新教育基本法第3条に<生涯学習の理念>が示された。生涯学習社会の中核施設・図書館にとって重要な変更であり深く検討する必要がある。地方教育行政法の改正で、文化施設として、図書館等が首長部局に移される状態も見られる。
2)
財政危機が深刻化する中で、図書館にも厳しい状況が続いており、指定管理者制度、市場化テスト、職員の非正規化などが拡大しようとしている。図書館関係施設への地方行革の断行は、大阪国際児童文学館問題など、図書館界に衝撃を与えている。
3)
こうした中で、今後への可能性をうかがわせる展開も見られる。今般の図書館法改正を巡る動きの中で、図書館関係者は活発なロビー活動を展開した。そうした成果の例として、衆参両院の委員会採決に際して「指定管理者制度の導入による弊害についても十分配慮して・・・」との文言が挿入された。また文部科学大臣答弁中で「やっぱり指定管理者制度は図書館にはなじまないのかな」との発言も残された
4)
新教育基本法下に各自治体は教育振興基本計画の策定が求められる運びとなろう。ここには国家による上位下達的権力構造面もあるが、図書館活動に生かすことも考えられる。子ども読書推進計画などのもと、地元の学校図書館との連携、家庭・地域からのフォローに地域の公共図書館が係わることも期待できるであろう。
以上のような論議を、

 50回の節目を迎えた、今回の研究大会シンポジウムでは、今日まで図書館界が展開してきた活動を、図書館が、今後とも持続して発展していくための道筋を探るものとしたい。